2024/10/05に開催されたYAPC::Hakodate 2024に参加するために、週末は初めて函館に行っていた。 すごく楽しかったし、聞いたセッションのどれも学びになり、良い時間を過ごすことができました。
KeyNote
Keynoteのなかで、量は質に転化する、フィードバックを待つ前につくりまくるという話が印象的だった。(全体の仕組みとしてフィードバックループを短くするのは大事だが) それを気にせずとにかく作るというのはフロー効率があがる面白い話だと思った。
手数が早いからこそできることでもあり、手数を早めるためには数をやることであり、個人のマインドセットとして量をやることの大事さを思い直した。
セッションの感想
見た発表のなかでの感想をいくつかメモ。
発表の中で X as a Codeとの組み合わせとしてyamlなど、サービスに合わせたDSLを生成させるという話をされていて、サービスがユーザに合わせるための方法として、興味深く印象に残った。WebのUIに拘束されずに操作できることが価値になるという点では、全部をWeb APIにするというのと近い話かも。
awk programmerホイホイの発表だった。awkを書いていると「これは厳しい」と思うタイミングはよくあって、それはperlが生まれて流行った所以でもあるだろう。テキストを扱って処理したいというのはなんだかんだまだまだ必要なタイミングがあるだろうということと、単純に書いていて手馴染みのいい道具を、自分の道具箱に入れておくことの大切さを改めて感じた。
dev container + codespacesで5分で環境構築という話をされていて、環境をすぐ作れるというのはすぐ捨てれるという意味でもあって、その点が魅力的なのでもうちょいやってかないとと思うなどした。
GitHubふくめいくつかの例をみるけれど、一つのコンテナにすると本番環境での複数のWebアプリケーションの連携に関する構成について、本番環境ととの差分が大きくなったりしない? というのが気になっていて、各社どうしているのか(特に困っていないのか) もうちょい詳しい運用が気になる。
函館観光
到着初日は同僚の @UVB_76 が函館出身ということで、ラッキーピエロや函館山に連れて行っていただいて、日曜日は1人で五稜郭を回るなどした
ラッキーピエロは量に敗北してしまったのでまたの機会にリベンジしたい。夜景は前から気になっていて、はじめての函館だったので無事見ることができてよかった。五稜郭は、でかい!
というわけで、素晴らしい函館の時間をありがとうございました。